病院見学の感想・小林夏果

名前小林 夏果
所属Texas A&M University
訪問期間2025年3月24日〜2025年6月2日
ヒューストンを訪問した理由・動機元々中学一年生からヒューストンに住んでいました。大学は、ヒューストンの少し北西にあるCollege StationというところでNeuroscienceを勉強しました。日本と違い、アメリカで医者になるためには、普通の4年制の大学を卒業してから、Medical School (4年制の大学院) に進学しないといけません。Medical Schoolに受かるは、成績のほか、病院見学、研究実績、ボランティアなど様々な課外活動に参加する必要があります。ヒューストンの医療センターは全米でもトップクラスの施設であるため、そのような病院で働く医療従事者の様子を見学したいと思い、兒子先生と福田先生に連絡しました。
滞在中に学んだこと 兒子先生はHouston Methodistの感染科で臨床と研究をされていて、私は先生の外来を見学しました。ここでは、患者さんとの信頼関係の必要性やコミュニケションの取り方が印象的でした。感染症は、病気だけでなく、生活や住んでいる環境など、様々な面から患者さんを診ないといけないところが特に興味深かったです。Baylor St. Luke’s Medical Centerでは、福田先生のもと、病棟を見学させて頂きました。感染科は、とても幅広い分野なのだと実感しました。殆どの患者さんは、多数の疾患を抱えており、とても複雑な病態の方が多かったです。福田先生と一緒に患者さんの状態を実際診察したり、聞いたりする過程も勉強になりました。また、アメリカでは様々な科の先生方が協力し、患者さんの各部分を治療していくシステムなのだと知りました。感染症だけでなく、病院のシステム、カルテの書き方、患者さんとの接し方を学べた貴重な機会でした。また、Medical Schoolを目指すに当たって、研修医、医学生の方からもお話やアドバイスをいただくことができ嬉しかったです。
コメントこの度は、見学の機会をくださり本当にありがとうございました。たくさん学ぶことができ、いいモチベーションになりました。もしこの先、また先生方と一緒に働く機会があったら、その時は医学生、もしくは研修医としてより知識を深めた状態でお会いしたいと思いました