1.はじめに

アメリカの医療システムや医療保険制度は日本と大きく異なり、アメリカで病院にかかるのはなかなか大変です。医療保険に入ると言ってもプランが複雑で分からない、かかりつけ医を持てと言われたけれど、どうやって選んでいいのか分からない、具合が悪くて外来に電話したら3週間後に来てくれと言われた、など悩みはつきません。医療保険に折角入っているのにも関わらず、システムが分からないから、医療英語が分からないから、お金がいくらかかるか分からないから、などの理由で、体調が悪いのに医療機関にかかるのを躊躇してしまう日本人の方は多くいらっしゃいますが、手遅れになってしまう事態はなんとしてでも避けたいものです。

このHouston Medical Handbookは、アメリカ在住日本人の方々のアメリカの医療機関にかかる敷居を下げ、医療機関をうまく利用しながらアメリカで健康的な生活を送ることができるのを目的に、日本の医療と違う点を強調しながら、アメリカの医療の大事なポイントを総論と各論に分けて説明してあります。

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<最終更新日:2023年1月 福田由梨子>